本場中国の医学整体です

当院の整体の基本は、中国推拿という医学整体です。

いわゆるツボと呼ばれている電車線路の駅のような「経穴(けいけつ)」と、
ツボをつなぐ電車の路線である「経絡(けいらく)」を用います。

経絡は、はり治療に使うのと同じ、中国医学独特のものです。
ツボとは体の中の敏感点であり、治療点です。

ツボのことを知らなくても、体の中で特に強く感覚がある、
例えば肩をもんでもらうと「そこそこ!」「効く〜!」と感じる場所があるのは
多くの方が経験していることでしょう。

ツボほどピンポイントではありませんが、経絡というラインも、
よく刺激すると「体温が上がった」「体がゆるむ感じ」「気持ちがいい・・・」など、
はっきり分かる体感の変化を引き起こします。

ほとんどは心地よい変化で、治療中に眠ってしまう方、
帰り道ボーっとする方も少なくありません。

現代医学が存在していなかった昔、経絡治療は全てに使われました。

痛みを止めたり、熱を下げたり、消化を助けたり‥
婦人科や内科など内臓疾患も、経絡刺激によって治療をしていたのです。

単に「押して気持ちいい」だけがツボではありません。
経験によって分かった、特殊な働きをする箇所が、人体には存在しています。

経絡・経穴の知識を使いこなすことで、手を使ったマッサージが
驚くほど効果を上げます。

経絡刺激を通じて体本来のパワー(自癒力)を高める効果があるため、
非常に後味がよく、心身全体の調子がよくなります。

症状の本質に着目し、全身の調整を行います

東洋医学の考え方の中心の1つは
「全身はつながっている」という「整体観念」です。

あちこち調子の悪い方が多くないでしょうか?

肩がこっている人は、目が疲れていたり、頭痛がしたり、
腰も痛かったり、よく眠れなかったりします。

花粉症の人は、肌も荒れたり、風邪をひきやすかったり、
生理が不順だったり、便秘気味だったりします。

現代日本人は、それぞれまったく別の悩みだと思っていて、
「毎日つらいなあ、治りたいなあ」と思っています。

東洋医学から見ますと、多くの場合全部つながっています。

体のこりが取れたら、他の悩みも消えてしまった、
というケースはびっくりするくらいたくさんあります。

また、「心とからだもつながっている」のです。

東洋医学では一緒に治します。

当院に通って体を治療しているうちに、
どんどん明るくなっていく患者さんも多いのです。

不安や抑うつなど精神症状が主だった患者さんが、
「何だか最近体調もいいの!」とおっしゃって下さることも多いです。

人間は機械ではありません。
部品を取り替えて直る、というものではないのです。

一部だけ、うわべだけ、症状だけ治すと、どこかにしわ寄せがきます。
あるいは、一時的に治っても、また同じ症状を繰り返してしまいます。
東洋医学では、少し時間をかけても、原因をしっかり治します。

現代人に増えている生活習慣病、不妊など体質に関わるものや、
なかなか治らない症状などに、「全身治療」は特に効果を上げます。

西洋医学的整体と融合した施術です

一方、解剖学の知識を中心に、西洋医学的整体も取入れています。

経絡に対する施術だけではなく、筋肉、腱、骨、関節などに対する
西洋医学的知識をベースにした治療もあわせて行っています。

針灸整体と漢方、両方から治療が可能です

治療は体の外側からだけではありません。
知識と経験豊富な馮(ひょう)院長による「漢方相談」も行っています。

鍼灸整体と漢方を組み合わせることにより、相乗効果もあります。
どちらも、自然で無理のない、体本来の力を蘇らせる治療です。

馮院長は、協力し合う富士堂薬局許志泉院長の後輩で、
四季養生堂で漢方相談を行った後、富士堂薬局により、
患者様のお宅まで発送します。

漢方相談は要予約です。

漢方のことを知らなかった方には、「漢方の考え方」に触れてみてはいかがでしょうか?
今まで漢方を飲んだことがある方にも、自信を持って「本物の漢方」をおすすめします。
どうぞ、 お気軽に相談してみてください。

東洋医学は「昔の」医学ではありません

鍼はWHO(世界保健機構)で有効性が認められ、
鍼刺激と生理学的変化の動物実験など、
アメリカをはじめ世界各国で研究が進められつつあります。

新型肺炎や鳥インフルエンザなどに有効性が発揮されて注目を浴びた漢方薬、
エキスが精製され注射液として製品化されている漢方薬もあります。

日本では江戸時代鎖国により中国の新しい医学が入ってこなくなりましたが、
その間にも中国本土では東洋医学は大幅に発展していました。

その後、明治維新以降、極端な西洋化政策をとったため、
日本人は千五百年も進化した東洋医学から切り離されてしまいました。

・数千年の歴史を持つ東洋医学がなぜ今もあるのか?

・中国一ヶ国を飛び出して、世界で認められているのか?

それは「使える」からです。
理論的にはまだ未解明な部分も多いのですが、
「治療に使える」ことだけは分かっているのです。

こんなに役立つ東洋医学を知らないでいるのはもったいない!
ぜひ、体感してください。


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